先日の日本海でのロストを考察します
最初は原因不明と思っていましたが、冷静になって動画をよく見ていたらいくつか推測出来てきました。
Wolf PDBのファームをアップしたせいかも知れませんが、「BATTERY CHARGED?」なんて初めて出た
怪しい。。
と、思ったが1本め2本めのDVRをチェックしたら出てたので多分白
次は本丸のRSSI多分これが原因
この時点で 99% 優秀!
普段も90%を切ることなんてほとんどない!
この後ちょっと砂浜の段差があり水面ギリギリを飛びたかったので下に下ります。
この時点で 77% 低っく!普段絶対でない数値
ここからぐんぐん下がっていきます。
この高さで飛びたかった 26% !!
16% !こんなの見たこと無い!
もうこの時点でコントロール不能でした
で、次がこのDisarm画面になるのですが、これはDisarm画面の2ページ目
本来はこのページが表示されるはず!
どういうことかと言うと、Pitchを下にするとページが送られます。
ってことは一瞬接続が切れて FailSafe でDisarm状態で落ちるも、電波が復活して Disarm後のSTATSページでページ送りが可能になる!
ここで気になるのが、瞬断ぐらいでFailSafe 発動するのか?
少なくとも Betaflight は 0.4秒は待ってくれるようです
意識したことも触ったことも無いですが、Betaflight の電波の悪いRx使ったときは、たまに「カクッ」て一瞬切れた感じになるが戻るのはきっとこの0.4秒のおかげなんだと思う
じゃ自分のこのReverbに積んでいる Flyduino のKiss V2 の FailSafe の項目名は FS levelmode sec だそうです。
分かりにく!
で、肝心な値は?というと意識したこともないので、きっとストック設定か何かしらを見て入れてるはず。
今となっては分からない
と思ったらバックアップ発見!
転ばぬ先のバックアップ!
"failsaveseconds": 0,
フォーマットはJSON形式
それっぽい行を発見!
しかもFailSafeのFSかと思ったら FailSaves のFS なのね〜
で値は?
ゼ〜〜ロ〜〜ってことは電波がロストした瞬間にDisarmになるってことですね
この値を 1でも2でも入れてればその間に電波復活して落ちなかったはず
そもそも何でそんなに電波が悪い?考察
電波は上に行けば行くほど良くなる。
(これは唯一アマチュア無線の勉強で覚えた身になること)
なのでロングレンジなどで、遠くに飛ばす人は山の麓から、見晴らしの良い山の山頂を目指して飛ばすことでロングレンジを可能にしている。
逆に電波は下もしくは低空で遠くに離れると悪くなる(と思う)
友人で電波ロスで落とした人が何人かいるが、その大抵は低空を水平方向に飛ばして落としたり、山頂から下に向けて飛ばして落としています。
なので、下方向は電波が悪いはず
にしても今回は40mという近距離いくらなんでもそりゃなくね?
これも自分なりに考察
電波は色んな物に反射して到達する。
普段はきっと色んな物に反射してRxに届いているんでしょう
(これもアマチュア無線の勉強で覚えた!)
だが今回は砂浜で海岸沿い、海は反射するようですが、位置が低いのでそもそも電波が当たっていないのかも
雲は反射することはあるらしい
(これもアマチュア無線の勉強で覚えた)
ですが、この日は雲ひとつない快晴!
それでもTxのアンテナが無指向性のアンテナであれば届いたのかも知れない。
今回使っていたのはT字のどちらかと言えば指向性アンテナ
きっと無指向性のダイヤモンドアンテナを使っていたら届いたかも知れない
まとめ
FS levelmode Sec(FailSafe) は少なくとも2ぐらい入れること
(Mr Steeleも2でした)
アンテナは無指向性アンテナを使う
下方向はなるべく避ける
指向性アンテナで遠くで物陰に回り込むと電波ロストする
遠くに飛ばすときは、遠くに行くに従って徐々に高度を上げる
高度を上げるとVTXの映像も回復する