FPVドローンを練習していると、クラッシュすることはよくあることだと思います。
特にゲートを潜るコースを練習していると日常的にクラッシュすると思います。
そこで運が悪いとESCやモーターがだめになってしまいます。
ESCを修理するのは難易度が高すぎて自分には無理ですが、モーターならなんとか直せます。
買い換えればいいだけの話ではあるのですが、1個3千円以上するのをバンバン買い換えられないし、国内になければまた2〜3週間待たされる羽目になる
ダメになる症状はいろいろですが、よくあるのがアームして飛ぼうとすると、コロンとコケる。何度やってもコケる
その場合ESCかモーターがダメな場合があります。
ダメなモーターの見つけ方
まず何番モーターがダメなのかを探します
ペラを外した状態で、バッテリーを繋ぎ、アームします。
その状態でロール・ピッチ・ヨーを入れるとモーターがヒュンヒュン言って回転します。
そのさまをよく見ているとたまに一瞬止まるモーターがあることに気が付きます。
もしくはカクカクしてまったく回らない。
モーターを止めて触ってみるとだいたい他より熱くなっています。
(念の為BLheli などのESCのGUIでモーターを1つずつ回して見ます)
その熱くなっているモーターかESCが悪くなっています。
次にダメかもしれないモーターと正常なモーターを入れ替えて、先程のテストをします。
入れ替わった先でも動きが悪い場合はモーターが悪くなっています。
入れ替えた正常モーターの動きが悪くなっていたらESCがだめになっています。
ESCがダメだった場合
恐らく修復不能だとは思いますが、ダメ元でファームウエア(BLheli)などを入れ直して見ます。
その際にESCの設定が読み込めないときは完全に壊れています。
実際に自分があったレアケースではESCは平気だけど、FCの内部の信号線に問題があり、結局FCを交換して治ったことがあります。
モーターがダメだった場合
ブラシレスモーター(T-MOTOR F60)にはエナメル線が全部で9本使われていて、その両端なので出てくる線の数は18本でエナメル線3本が6束、それぞれ2束が1本にまとめられて、3本のモーター線が出来上がり、ESCに接続されます。
でもってよーくモーターを見るとそのうちの何本かが断線していることがわかります。
目が悪くてよく見えねーって方はスマフォで撮って拡大するとわかります。
ピンセットなどで、引っ張り出すと切れていることが分かります。
これはクラッシュの衝撃で線が切れてしまっています。
レースワイヤーなどを使っていると、モーターの線が短くなるからクラッシュしたときに引っ張られて切れてしまうのかも知れません。(仮説)
切れてしまったこのエナメル線同士を繋げてやれば治ります。
モーターが動かないようにするのと、モーターを養生する目的でドローンテープ(アセテートテープ)で固定します。
よく見ると左側も切れていました。
適当なシリコンケーブルで接続(多分VTX付属の線)
それぞれシュリンクで巻いて、
更に3本束にしてシュリンクで巻いて完成〜
あとは切り分けした方法と同じやり方で確認して終了
機体に取り付けたら壊れる前と同じ感じで飛びました